食品企業のグローバル戦略 [D4 食品業界]
- 作者: 新井 ゆたか
- 出版社/メーカー: ぎょうせい
- 発売日: 2010/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
●日本の食品メーカーのSWOT分析(みずほコーポレート銀行産業調査部)
S:優れた品質管理ノウハウや技術力、インテグラルなものづくりのDNA(技術と技術の組み合わせによる新商品開発力)、アジアの消費者の日本ブランドへの信頼感ー品質が良いとのイメージー
O:国際的な安心・安全意識の高まり、所得水準向上による高付加価値製品へのニーズ拡大。
W:海外でのマネジメント経験が不足(人材育成の遅れ、マーケティング力の乏しさ)、現地化の遅れ・本社意思決定の仕組み、ハイスペックへのこだわり(低い価格競争力)、規模小さく・多額の先行投資・中期長期的な事業取組みにおいて不利。
T:欧米・現地企業の草の根型マーケティング等による類似商品のデファクト化(日本は大都市でしかプレゼンスを発揮できない)、R&D投入額に勝る欧米企業にプレミアム市場も席巻される懸念、グローバルシステム導入やIFRS対応済の欧州企業との収益性格差が拡大。
内容(「BOOK」データベースより)
ネスレ、コカ・コーラ、味の素、キッコーマン、サントリー、国分、セブン&アイ、伊藤忠商事、企業が自らの海外戦略を語る。
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