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日本の決意~安倍晋三 [D1.政治・経済・社会]

日本の決意

日本の決意

  • 作者: 安倍 晋三
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/04/11
  • メディア: 単行本

 日本の首相は、海外などで演説する機会が多く、政府として当然、首相の演説を用意周到に準備しているものと信じますがどうでしょうか。

 私がシンガポールにいる時に、APECの会議で各首相が英語で立派に演説しているときに、当時の首相の鳩山さんが、日本語で、日本の内情を憂い、そのために頑張るというような演説をした時(多分日本のマスコミを相当意識していたと思います)、会場から「そんな話ではなく、日本はAPECにどういうリーダーシップをとってくれるのか」という質問が出て、私は、同じ日本人として、非常に恥ずかしい思いをしました。

 この本は、安倍さんが首相になってからのスピーチの原稿です。チームアベで考案されたと思いますが、非常に立派な原稿だと思います。演説国を考慮した歴史上の話などをちりばめ、主張したいところは毅然と主張し、総理自らの意思もかなり入っていると感じました。

 今までの首相は、どんなスピーチを海外でやっていたのでしょうかね。安倍さんが特別なのでしょうか。海外出張も歴代首相よりはるかに多い気がしますし、世界における存在感もかなりあると言っていいと思いますね。

●コラムニストのアリアナ・ハフィントンさんは、「リーマン・ブラザースがもし、リーマン・ブラザーズ&シスターズだったなら、生き残れただろう」と仰いました。

【目次】
I日本の決意
・日本は戻ってきました
・積極的平和主義の国に
・バイ・マイ・アベノミクス

II国を守る
・「そのとき」に備えよ
・「現実」から目を背けるなかれ
・国民のための自衛隊
・日英関係はア・プリオリのパートナーシップ

IIIアジアの未来
・開かれた、海の恵み 日本外交の新たな5原則
・アジアの未来
・「3つのP」を共有しよう
・The power of dreams

IV普遍的価値を求めて
・トルコとの協力は青天井
・イスタンブールにありがとう
・カタールがくれたエネルギー
・UAEとの重層的パートナーシップ
・共生・共栄・協働がつくる新時代の日本・中東関係
・日露関係の強化に向けての経済協力について
・まさかの時の友が真の友
・二つの海の交わり

V希望の大地・アフリカ
・何よりも人材の育成を
・農民の懐を豊かにする農業へ
・「一人、ひとり」を強くする日本のアフリカ外交

VIもっと魅力ある国へ
・東京へオリンピックを!
・新しい日本から、新しいビジョン
・世界遺産・和食の魅力
・女性が輝く社会をつくる
・取るべき道は、一つしかない
・御霊安らかなれ
・もっと美しい国へ

41 books in 2014


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