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プラチナタウン [D2.日本史・世界史・近未来]

プラチナタウン (祥伝社文庫)

プラチナタウン (祥伝社文庫)

  • 作者: 楡 周平
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2011/07/22
  • メディア: 文庫
  過疎地を老人向けニュータウンへ帰るという話です。日本は、100年後には、人口は三分の一まで減少するといわれており、その際、人口は便利なインフラを求めて、大都市に集中するといわれており、地方の過疎化は大変深刻になるだろうと言われています。しかし、インフラは、既にあるし、それを殺さず、狭い日本の国土に皆が有効に使えば、理論上は生活の質も上がるはずです。高齢者の貯金も有効活用されるべきです。
  その一つの解決法が、こういう話なんでしょうね。昔、アメリカの保養地でこういう施設があるのを聞いたことを思い出しました。介護をする人が、全体の一割が必要ということで、その人たちとその家族の生活のことも考えなければなりませんよね。後、介護の仕事は、過酷な割には賃金が安いということも問題でしょう。この物語はそこらへんも触れています。
  今、伊豆あたりに、リタイヤ者向けの、マンションなどが売り出されています。海外で余生をというのもありますね。
  ネットと宅配があれば、結構生きていけるような世の中になってきたので、これは、地方化にはプラスの方向ですね。
  シンガポールのディベロッパーは、中国にニュータウンを建設しています。このノウハウをビジネス化しています。老人向けニュータウンの建設のノウハウを日本が獲得すれば、それを海外展開するということもできますね。

内容紹介

堀田力さんさわやか福祉財団理事長・弁護士 、推薦!           「この作品は、大震災を経験して いっそう社会から求められるものになる」  「老人介護」や「地方の疲弊」に真っ向から挑む社会派ビジネス小説! 出世街道を外された総合商社部長の山崎鉄郎は、やけ酒を呷り泥酔。気がついた時には厖大な負債を抱えた故郷緑原町の町長を引き受けることに。だが、就任してわかったことは、想像以上にひどい実情だった。私腹を肥やそうとする町議会のドンや、田舎ゆえの非常識。そんな困難に挫けず鉄郎が採った財政再建の道は、老人向けテーマパークタウンの誘致だったのだが……。

内容(「BOOK」データベースより)

出世街道を外された総合商社部長の山崎鉄郎は、やけ酒を呷り泥酔。気がついた時には厖大な負債を抱えた故郷緑原町の町長を引き受けることに。だが、就任してわかったことは、想像以上にひどい実情だった。私腹を肥やそうとする町議会のドンや、田舎ゆえの非常識。そんな困難に挫けず鉄郎が採った財政再建の道は、老人向けテーマパークタウンの誘致だったのだが…。
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102 books in 2013

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