SSブログ

研修 [人事3-人材育成・グローバル人材・評価]

HR-software-training.png

  研修って様々ですが、研修担当を一番悩ますのが、そのROIをどう図るかです。やってよかったのかそうでもないのかわからない研修も多々ありますね。

1)技術的な研修

 これは、事務系で言えば、ExcelやPPTなどのOffice研修的なもの、技術職で言えば、基礎技術研修ですか。この手の知識研修は、その後、テストをすれば効果わかりますし、一番わかりやすいものであります。自分で勉強もしやすいものですので、わざわざ研修という形をとる必要もないかもしれません。

2)コンピテンシー研修

 コミュニケーションやリーダーシップなどいわゆる人間力強化的研修です。これは、皆大体「目から鱗がおちたような研修でした。」という感想を聞きます。しかし、二か月後には、忙しい日常に戻り、また鱗がはってしまいます。研修の時の決意表明は、次のローテーションで、机のかたずけをする時に発見して、「あー、こんなこと書いていたんだ」とか思います。

3)選抜研修

 将来性のある優秀な人を選抜してやる研修です。主に、人間力系やプロジェクトを計画させて発表するような研修をやります。ここでの効果は、まず、自分が選ばれたという次世代リーダーとしての自覚、次に、全社および世界中から同じクラスの人が集まるので、刺激とネットワークが生まれます。この二つはほぼ全員成果として享受できますが、リーダーシップ力やプロジェクト推進力などのコンピテンシー力がつくかどうかは個人差があります。

  2)3)の研修に差がでるのは、研修後、自己反省をして、自己学習をするかどうかにかかっていると思います。短期間で人間力が改善するわけがなく、研修は、自分の足りないところを自覚させる物であり、そこで、学ぶだけで改善できると思わないことが重要です。

  よって、この手の研修は、フォローアップのほうが実は重要かなと思います。定期的にSNSやメールなどで自己啓発を刺激し、自己学習を継続させる事です。

  もしかしたら、2)の研修は、ネットなどで代用し、フォローアップを付加するほうが、安価でもっと大勢の人にアプローチできる、最も効率的な方法かもしれません。


スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

Yomiuri 42.195km Rel..ソニー自叙伝 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。