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マネジメント 基本と原則 [D4.経営戦略]

マネジメント - 基本と原則  [エッセンシャル版]

マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]

  • 作者: P・F. ドラッカー
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/12/14
  • メディア: 単行本
ドラッカーを読みなおしてみました。少々古いのと翻訳のせいでちょっと読みにくかったですが、ドラッカーは、はっきり物を言いますね。マネジメントのおさらいができました。
●マネジメントの役割 ①自らの組織に特有の使命を果たす。②仕事を通じて働く。③自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。
●利益とは、原因ではなく結果である。マーケティング、イノベーション、生産性向上の結果手にするものである。したがって、利益は、それ自体致命的に重要な経済的機能を果たす必要不可欠のものである。①利益は成果の判定基準である。②利益は不確実性というリスクにたいする保険である。③利益はよりよい労働環境を生むための原資である。④利益は、医療、国防、教育、オペラなど社会的なサービスと満足をもたらす原資である。
●マネジメントが職場コミュニティに関わる問題について意思決定を行うことは、職場コミュニティにとっては重要であっても、マネジメントにとっては重要でない問題をマネジメントが背負い込むことを意味する。よって、職場コミュニティに実質的な責任を与える必要がある。そのうえこれらの活動は、リーダシップを発揮し、責任を持ち、認められ、学んでいくよい機会である。
●悪い組織の例の一つは、大勢の人間を集める会議を頻繁に開かざるをえなくなることである。理想的な組織とは、会議なしに動く組織である。
●トップマネジメントの役割 ①事業の目的を考える ②基準を設定する役割、すなわち組織全体の規範を定める役割がある。③組織をつくりあげ、それを維持する役割 ④渉外の役割 ⑤行事や夕食会への出席など数限りない儀礼的役割 ⑥重大な危機に際しては、自ら出動するという役割
●長期にわたる高度の成長は不可能であり、不健全である。あまりに急速な成長は組織を虚弱化する。マネジメントを不可能にする。緊張、弱点、欠陥をもたらす。それらの緊張、弱点、欠陥のゆえに、ちょっとしたつまずきが致命傷となる。今日の成長企業が明日の問題児になるという宿命には、ほとんど例外がない。成長そのものを目標にすることはまちがいである。大きくなること自体に価値はない。よい企業になることが正しい目標である。成長そのものは虚栄でしかない。
今年79冊目

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