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総務の山田です [人事5-CSR・健康経営・人事部・労務]

総務の山田です。

4903827054.jpg総務の山田です。

  • 作者: 日本ファシリティマネジメント推進協会
  • 出版社/メーカー: 産業情報センター社
  • 発売日: 2010/05/25
  • メディア: -
 うちのWork Place(総務)に山田君と言う人がいるのですが、彼のチームが書いた本だそうです。この本は本社移転を担当する総務部門の物語です。
 現在は職場環境はWork Balanceなどと同じく企業にとって大切なポイントで、環境次第で従業員の生産性が変わってきます。特に昨今、大部分の人がNotePCで仕事をして、W-LANの環境では、固定された机は必要でなくなってきたりして、業務環境も変わってきています。
 欧米系の会社では、不動産部とかCRE(Coporate Real Estate)部というような名称で呼ばれるファシリティマネジメントの専門部署があるそうです。
 日本では、個人の家は、皆住みやすくしようと努力しますが、職場は、如何にLow Costで運営するかのほうに重点が置かれ、ちょっとした休憩施設のようなものは、贅沢であるという認識がまだ結構あるのではないでしょうか。
  その昔は、学校形式で課長の机に向かって課員全員が生徒のように机を並べるのが常でした。その後、課員の机を寄せて島のようにした時期を経て、今は、島にしたそれぞれの机にかこいをつけて、それぞれ独立した空間がもてるようになりました。最近の流行は、島を十字のように配置する方法で、スペースを十分にとるやり方です。次世代の職場の在り方として、IT技術が進み、誰もがNotePCを持って、無線LANの環境で仕事をするようになり、どこでも仕事ができるようになりました。以前は、営業職だけでやっていたHot Deskという、自分の決まった机を持たないやり方がでてきました。これは、毎日メールの送受信をやっていて、そのほかの時は会議をやっているような事業形態の場合(最近はほとんどそういう状態になっていると思いますが)は、個人の机より、ちょっとした打合せ場所や集中したい時に適したコーナーなどの方が、従業員にとっては、有効だったりします。こういうコーナーをTouch Down Cornerとかいいます。Hot Deskにして、スペースを節約し、その代わりに、しゃれたカフェのような空間を作るほうが、従業員にとっては、働きやすかったりするわけです。ただし、導入の際は、自分の机(城)がなくなるという心理的なバリアを排除してあげないと抵抗がかなりあると思います。いい方法は、既に、導入している会社を見学させるとか、一部に導入して、実際に見せるとかの気づかいが必要でしょう。こうするとオフィススペースが節約でき、職場もクリーンに保てますし、会社にとってもかなりメリットがあります。ただ、上司は部下がどこに座っているか、課員どうしのコミュニケーションがどう取られているかなどは把握しておかなければなりません。

 これの行きつくところは、在宅勤務です。特にWorking Motherの場合は、大変ありがたい制度ではないでしょうか、欧米系の会社では週一回とかいう方法で導入しているところもあります。情報Securityと管理面での問題がクリアできればありだと思います。その昔に、Flex Hourを導入した時と同じような発想の転換が必要だと思います。

今年34冊目 

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