第45回衆議院議員選挙 [D1.政治・経済・社会]
日本の政治の転換期が来ました。なんと民主党が圧倒多数で勝利し、民主党が政権を獲得しました。これは、小泉劇場の時のように、自民党にNoを突き付け、その反動で民主党に票が回ったという構図です。
民主党に政権運用能力があるかは疑問ですが、それだけ今の自民党に嫌気がさしたのでしょう。今の景気後退も国民に「だれかなんとかしてほしい」という意識が高まったと思います。
2001年の小泉内閣誕生で、公共事業の削減などにより政府の財政出動を抑制し、中央政府の権限を民間企業や地方自治体に委譲すべきとする聖域なき構造改革を主張し、旧来の地方への利益分配により政党の支持基盤を磐石なものとしてきた大きな政府路線から小さな政府路線に政策を転換した。小泉政権後は、皮肉にも、本来地盤であった地方は、小さな政府路線への反発から自由民主党離れが進んだことにより、もはや、利権政治が機能しなくなったわけです。
これは、これで、まともな選挙構図になったということですが、今後の民主党の政策運営がどうなるかです。
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