戦略のパラドックス [D4.経営戦略]
なかなか、読み応えのある本でした。結構、難解でしたが、普段、思っている疑問が、学問的に研究されていました。こういうことを学問的に研究しようという人たちだいるんですね。「成功しようとコミットしたら、それは、失敗の可能性を極限化する矛盾」をどう対処するかって、普通、考えます?
商品の説明
内容紹介
企業を脅かすのは何か? 戦略を阻むのは何か? プロジェクトを狂わせるのは何か?
『イノベーションへの解』の共著者、待望の新刊!
成功している企業と同じことをしていても、なぜ失敗してしまうのか?説得力に富むビジョン、
大胆なリーダーシップ、積極的な行動など、成功するための企業行動として掲げられている
こうした活動が、じつは成功する確率と失敗する確率を最大化してしまうという「戦略のパラドックス」が
あるからだ。
「戦略のパラドックス」に立ち向かうには、「不確実性に対処するためのフレームワーク」が
必要となる。戦略における動く標的を“面”で捉える複数のシナリオを策定、つまり戦略的柔軟性を
持つことが求められる。何が不確実で、それらの不確実性のオプション(=代替戦略)が
どのようなものなのか、与えられた選択肢は何なのか? 本書ではIT、情報メディア、小売、
医薬品、金融サービスなど多岐にわたる産業の「失敗例」を詳細に分析し、手遅れになる前に
戦略を再構築するフレームワークを提示する。
【原題】THE STRATEGY PARADOX : Why Committing to Success Leads to
Failure (And What To Do About It)
今年33冊目
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