女性の方が長生きなのは世界的な事で、ホルモンなど生物学的なものだそうですが、「生活習慣」も関係しているのではないかと私は思うのです。

1)体重



戦後直後の日本は20歳以上の男女の体格は年齢による差が余りなく、おおむねBMIが21~22程度であり、標準体重だったんですね、立派なものです。女性は、いわゆる「ダイエット・ブーム」で頑張っている姿が見て取れますが、男性はダメですね。一直線で太っています。昔は「中年太り」と言って中年になってから太っていましたが、今は比較的若い30歳代でも太っていますね。ゴルフ場の大浴場で皆の身体をまじまじと見る時がありますが、ほとんどの人が「妊娠5~6か月」のお腹をしています。


2)喫煙



 タバコは、昔は男性は8割くらいの人が吸っていました。最近は男女の喫煙率は2割を切っていますが、やはり男性のほうが喫煙者が多いですね。若い人の方が吸わないようです。教育が行き届いているのでしょうね。私も6年前にやめました(遅い)。


3)飲酒


「酒は百薬の長」とか言われ、多少ならいいよということでしたが、飲まないほうがいいらしいです。



女性はほとんど飲酒習慣がないのですね。全体でも飲酒習慣のある人は減ってきていて、特に若い人は飲酒習慣のある人は少ないですね。これは、なんか実感してきたことです。


上記の三つの事から言えることは、やはり女性の方が節制していて生活習慣病になる可能性が男性より低いと思います。また、若い人ほどその意識が高いと言えると思います。