3月決済の会社が多いので、6月は株主総会が多い季節です。初めて自社以外の総会に株主として参加してみました。平日に開催されるので、どうしても高齢者が多いです。まあ、個人株主は高齢者が多いですからね。今年は、商社がお土産をやめたら何千人も来ていたのが何百人になってしまったというニュースがでていました。お土産目当ての株主総会も情けないと思います。企業もややこしい質問などは避けたいという思惑からでしょうか、土日に開催しようとは思わないようですね。ただ、ゼロ金利のご時世で、若者も株投資始めてきているので、土日に行きたいというニーズも高まると思います。

しかし、総会の質問タイムに「商品がまずかった」とか、レベルの低い質問がニ~三割~くらいあるのは、いただけませんね。結構、タイトな時間にしょう~もない質問は避けてほしいものです。

企業も、株主総会の位置づけがはっきりしていない事があるようです。質問にちゃんと答えず、事務局からの模範解答を棒読みの役員もいます。しかもその模範解答が、あまりいけてない。株主総会も一つのブランディングのプラットフォームと位置付けるべきかと思います。株主は、その企業のパトロンで、一番のブランド・アンバサダーと思います。なので、その人たちに自社のいいところをどんどんアピールして、それを周りの人に伝えていってもらうといいと思うわけです。

http://nasser.blog.so-net.ne.jp/2015-06-26