今年もK-1の王者を決める World Gpの決勝戦がいよいよ12月8日に開催されます。今年も去年同様、予想を立ててみたいと思います。http://blog.so-net.ne.jp/nasser/2006-11-26

第一試合)ピーター・アーツ vs 澤屋敷 純一

  バンナを倒して、一躍脚光を浴びた澤屋敷。最近、どんどん進化していますが、ピーターとなるとどうでしょうか?ピーターも一時の勢いはないとしても、最近また復活しています。でも、澤屋敷も頑張り、3R判定3-0で、ピーターの勝利でしょう。

第二試合)バダ・ハリ vs  レミー・ボンヤスキー

  これは、面白い試合になりそうですね。お互い、ファイトスタイルが似ているので、KO必至だと思います。一番、予想が難しいですね。バダ・ハリは、だんだん進化していますし、レミーも元王者の頃に戻っています。どちらも1撃KO力があります。バダ・ハリだったら、パンチでKO。レミーだったら、蹴りでKOでしょう。2Rでレミーの蹴りでのKOと予想します。

第三試合)セーム・シュルト vs グラウベ・フェイトーザ

  でました巨人同士の対決です。この二人は、大きいのですが、KOは少ないんですよね。シュルトは、敵の頭をもって、膝蹴りするという、長身を生かした作戦の時は、KOしていたのですが、ルールが変わってそれができなくなった途端、KOが減りました。あれは、ちょっとインチキぽかったので、ブーイングがでたのでしょう。たぶん、ダラダラとした緊張感のない試合をして、3Rで判定でシュルトの勝ちになるんでしょう。

第四試合)ジェロム・レ・バンナ vs チェ・ホンマン

  この対戦は、前ありましたね。判定でバンナが勝った試合でしたが、攻めあぐねていて、からくも勝ったという感じでした。マイティー・モーのように、スカッと勝って欲しかったです。さて、チェ・ホンマンも巨人ファイターにありがちな、「ただ大きいだけ攻撃」でしたが、マイティー・モーにKOされたのが、薬になったのか、最近は、だいぶよくなった気がします。バンナーが、また攻めあぐね、最後に、ふところにはいって、パンチを出そうとしたところを、チェ・ホンマンの膝げりでKOと予想します。

準決勝第一試合 ピーター・アーツ vs レミー・ボンヤスキー

 オランダ人同士の戦いです。確か、以前もこのカードがあり、ピーターが勝利したような気がします。今回も、飛び跳ねるレミーを経験でまさるピーターがうまくかわし、3R判定勝利をおさめると思います。

準決勝第二試合 セーム・シュルト vs チェ・ホンマン

 韓国大会の時に、このカードは組まれ、チェ・ホンマンの判定勝ちでした。そのときは、大差なかったですね。セーム・シュルトは、大きい相手は、膝蹴りしにくく、イマイチさえませんから、これは、僅差で3R判定チェ・ホンマンの勝ちでしょう。しかし、これで、KOがでなかったら、もう巨人だしてもおもしろくないですよね。

決勝 ピーター・アーツ vs チェ・ホンマン

 バンナの試合と同じようになりそうです。唯一、今までみたことがないというのは、チェ・ホンマンのスタミナです。スタミナ切れをおこせば、ピーターの3R判定勝ちとなるでしょうが、まだ、体力がのこっているとチェ・ホンマンの3R判定勝利という、もっともおもしろくない結果となります。 

 よって、第2Rから、がくっと体力が落ちたチェ・ホンマンにピーターがローをくりだし、かなり、優勢な3R判定勝ち。これで、ピーターはホーストと同じく、「4タイムズ・チャンピオン」となる。と思います。