株主総会は、決算後3か月以内に開かないといけないと法律で定められているので、3月末決算の場合は、6月末に株主総会を開く企業が多いわけです。

  株主のイメージは、ファンドと言われるようなプロの投資機関や、アナリストの分析により株価が変動するので、IR説明会に出席する専門家の人々ではないでしょうか。

  しかし、実際に株主総会に出席する人々は、ほとんどが個人株主の場合が多いです。平日に開催される場合が多いので、どちらかというと高齢者の方が多いようにも見受けます。そういう人々は、長く株を保有している人が多く、投資というより、ずっとその企業を応援しているように見えます。

  そういう意味では、株主総会は、それらのステークホルダーに今後の企業の繁栄に対する決意とか展望や施策を説明して、応援を続けてもらう重要な総会ということになります。