物の本によると、父親というのは、「文化を伝えたり」「規律を教えたり」するものなのだそうです。今、道にそのまま座っている若者や、電車などで、堂々とお化粧をしたりする若者は、そういう「しつけ」をちゃんとやってもらったりしていない人達だそうです。

  この若者の父親の世代は、ちょうど団塊の世代の人達で、この人達は、学生時代に、全ての「権力」を破壊しようとして、自分で実行しなければならない「父権」をも放棄してしまい、いわゆる「友達のようなパパ」になってしまいました。よって、子供に、そういう規律を教えきれなかった人達が大勢いたので、今そのような若者がいるという話です。 

   なんとなく、身近にいる若者をみると理解できます。やはり、しっかりした父親のいるところには、ちゃんとした子供が育つということです。それには、やはり、生き生きした、活力のある父親でなくては、子供は、振り向いてもくれないと思います。