今日は、藤原和博氏の講演がありました。「私は誰に似てるでしょう?」とかのつかみがあり、話が上手ですね。話し方も大変参考になりました。

  20世紀は成長社会で、ひとつの正解が求められていたのに対して、21世紀は成熟社会であり、正解はひとつではない中で答えを導き出すことが必要であり、そのためには「情報編集力」が不可欠であり、その情報を「つなげる力」が重要であると説きます。

  20世紀型頭は、硬直して固くなっている。もっと子供のように柔軟な考え方をしないと。ということで、新しいタイヤ開発の議論をするときに、突拍子もないアイデアを出しましょう。「たとえば食べれるタイヤ」とかです。という課題が出され、隣の人とそんなアイデアだけ出し合ってください。と言われ、やりましたが、10もでないですよね。それだけ頭が固くなっているそうです。

  そういうアイデアを出してから、現実的な話を議論しないと、イノベーティブなアイデアなんか出てこないという例です。

  右脳左脳みたいな話ですが、21世紀にはそんな柔軟な考え方を身に着けていないと「つなげる力」は生まれてこないそうです。

  サイトも運営されているそうです。

  「坂の上の坂」という本もなかなか面白かったですよ。