タイの歴史を読んでいるとそれはインドシナの歴史に通じます。隣国との侵略の歴史だったようです。特にラオスとカンボジアは併合されたり分断されたりした歴史でした。ベトナムは比較的隣国の影響は少なかったようです。私が今いるチャンマイも古くはランーナー王国として栄えたようですが、ビルマに併合されていた時代もあったようです。

  20世紀からは、この地域は英仏に占領されていきますが、タイだけは、うまく生き抜きました。他の国は第二次大戦後も内戦などを繰り返し、80年から90年にかけてやっと国が安定してきました。まだミャンマーは軍事政権でUSのサンクションをうけていますが。

  21世紀になり、インドシナの各国はかなり発展してきていますが、現状は首都のみという感じです。ここチャンマイも27万人という少ない人口で、ホーチミンなどと比べるとまだまだ小さな街という感じです。今、ASEANでは、インドシナの道路整備が計画されていますが、主要都市を結んで、富が繋がるような発展の仕方を模索していかないといけないと思います。